慢性痛は治ります

頭痛・肩こり・腰痛・膝痛が消える

ここでは慢性痛の本の紹介と
私の臨床経験をご提案しています。
参考になれば幸いです。

頭痛・肩こり・腰痛・膝痛が消える

出版社 株式会社さくら舎
2018年8月5日第1刷発行

横浜市立大学付属市民総合医療センター
ペインクリニック診療教授
著者 北原雅樹
P.37〜P.39
以下引用になります。


痛みのレベルは
脳によって決まる

ここから引用です。

「痛みは学習するもの」という
お話をしてきました。

「学習する」ということは
すなわち脳の領域という事です。

肩こりの場合なら痛みを
発しているのは肩ですが
実際に痛みを
感じているのは脳です。


患部から神経を介して症状が
脳に伝わり痛みとして
認識されるのです。

私たちの脳には
たとえば、患部からの
痛みや目に映った映像など
五感による情報をはじめ
内臓からの信号や自律神経からの
信号などさまざまな情報が
1秒間に
1000万ビット〜2000万ビットも
入って来ると言われています。


脳はそれらを瞬時に
処理しているわけです。
ところが、その中から人が意識的に
選んで処理できる。

情報量は、
その約20万分の1、
1秒間にわずか数十から
100ビット程度と
言われています。


ちなみにおよそ32ビットで
漢字1文字を表すと
いわれますから
私達が1秒間に認識できるのは
せいぜい漢字3文字程度という
事になります。


ですから私達が、
痛みや味などの情報を同時に
いくつ実感する事は
極めて難しいのです。

という事は逆にいうと、
脳の意識をどこに
振り向けるかによって
痛みの感じ方も大きく
変わります。


たとえば、どんなに
集中しても
仕事をしていても
突然、背中に針をブスリと
刺されたら即座に気づいて
「わあぁ!」と
声を上げたり、とっさに
背中のほうに手を当てたり
振り向いたりします。


それは、たとえ針1本であっても
人間の身体に危害が加わるように
信号に対しては脳が優先的に
処理をし、強引に意識を
振り向ける事で身を守る
行為をとるように
なっているからです。


つまり、意識に割り込み
がかかるのです。

たとえ熟睡している
最中であろうと針1本刺されば、
人はたいてい瞬間に
飛び起きます。

ところが、
「肩がゴリゴリいこっていて涙が
出るほど痛くてつらい」
「膝がズキズキして歩けない」

このように重い慢性痛の症状を
訴える人であってもその多くは
「寝ている間は痛くない」
と言います。

あるいは
「痛みが寝付けない」という
場合でも少量の睡眠薬が飲むと
たいていはぐっすりと眠れます。


ということは、
その刺激による痛みの
レベルは針1本分に満たないと
いうことです。

しかし本人はまるで
針を刺されたのと
同じくらいの痛みとして
感じています。


これは脳が意識的に処理できる
100ビットの情報量のほとんどを
痛みの感覚が占めている為に
起ると考えられます。


つまり頭の中が「痛み」で
いっぱいになる為
脳が誤作動を起こし
本来なら針1本による刺激にも
満たない痛みを
何百倍、何千倍、何万倍にも増幅して
処理してしまうのです。

引用終了


私の経験

私は2015年から耳鳴りがしています。
もう5年になります。
いつもシーーっと鳴っています。

普段は気にしないように
しています。
しかし耳鳴りが鳴っていると
意識すると直ぐに大きく聞こえる
ようになります。

まるでラジオの周波数を
しっかり合わせたかのように
大きくなります。

人間の五感の一つ
聴覚ひとつとっても
脳が感じた事を意識する事で
より認識しやすくなるのは
体感する事が出来ます。

その他の例で言えば
・嫌な事は時間が長く感じ
・楽しい事は短く感じる
これも同じ時間を考え方や捉え方が
時間の認識に変化を与えています。

つまり痛みにも同じ事が言えます。

その特徴を利用して
痛みをコントロールする。

今までの経験で軽減しやすい方は
痛みの解釈を変える事が出来る
柔軟な方です。

例えば痛みがあっても
出来る事が増えた
寝てる時間は痛みがないなどです。

あなたも解釈を変えて
痛みの記憶脳の誤作動を
切り替えてみませんか?


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