しつこい痛みは日記で治る

出版社 廣済出版
著者:笠原論

P.7〜8を引用
ストレスからくる胃痛はとりあえず
胃薬で痛みを抑える事ができますが
根本的に治すには、ストレスがない
生活をする事が望ましいわけです。

腰、肩、ひざ、首、背中などに
あれわれる痛みも、同じです。

一時的には鎮痛薬で
抑える事ができますが
慢性疼痛になっていたらやはり
ストレスを減らす生活をする
必要があります。

現代社会には
さまざまなストレスがあります。
ストレスがまったくない人など
おそらくはいないでしょう。

ただしつこい痛みを引き起こしている
ストレスの根っこというのは
案外自分で気づけない場合も
多いものです。

そう簡単には出てこない
ものだからこそ、体が痛みを
発して警告してくるわけです。

四六時中、痛みにとらわれ
うつうつとした気分でつらい
毎日を過ごすのは、
もうおしまいにしましょう。

もちろん、ただ好き勝手い日記を
書くだけで痛みが消えるわけでは
ありません。

日記から解決策を見つけていくには
ちょっとしたコツが必要です。

しかしコツをつかんでしまえば
あなたを苦しめ、あきらめかけていた
慢性疼痛もきっと改善に向かうでしょう。

以上が引用になります。


上記の本をなぜ紹介するのか
その理由を説明します。

私の臨床経験

実際の現場では
長引く方ほど自分を客観的に
見るのが苦手になってきます。

人は何かに囚われると
我を忘れる事があります。
あなたもそんな経験がありませんか?

絶対ではありませんが
全体の3割程度の方は、痛みに対して
もう治らないなど自分で破滅的な
思考になる方がいます。

ですから客観的に見る為に
私は日記をお勧めしています。

日記で痛みが変る??
そう思ったかもしれません。

しかし痛みが長引くと
脳に刷り込まれて実際の
痛みより強く感じる事が
分っています。

クライアントの中には
朝起きた時から、無意識に
痛み探しをしている方がいます。

なぜ痛み探しをするのか?
それは、痛みに恐怖を感じて
いるからです。

朝痛みを確認し
痛みの存在があればやっぱり
まだ痛い、今日も痛いと
頭の中でリピートします。

痛みに囚われているので
痛みを少し感じただけで
過剰に反応する思考癖が
ついてきます。

痛みがあっても出来る事に目を
向ける事が出来ません。

あなたも痛みに恐怖を
感じていませんか?

これは一例で
慢性痛には複雑な感情が
絡みあっている場合があります。

寂しいと思う心が
誰かに気にかけてほしいという
理由で痛みにつながる場合もあれば

何かから逃避する為
無意識に痛みを
感じている場合もあります。

このような複雑な心がいくつも
絡み痛みを慢性的している
可能性があるのです。

言い変えると意識と無意識や
本音と建て前、表と裏と考えて
頂ければと思います。

もっと分かりやすく言えば
心と体のアンバランスです。

同じ人間でも家族といる時の顔
会社でも部下や同期や先輩といる時では
違う顔を持っている事でしょう。

その中でも本音と建て前が
存在しています。
気が付いたら同じ事で悩んでいる。
気が付いたら同じ行動をして
それを当たり前と思っていたら
いつの間にか、慢性痛になった。

悩んでないと思っていても
毎回、義務感で嫌々ながら
何かをやってたり
それが当たり前と思って
強い忠誠心でやっている事が
痛みにつながる場合もあります。

痛みは自分の心や
潜在意識を投影した
体からのメッセージかも
分かりません。

細かく言うと
喜びも刺激の一つです。
喜びが悪いという意味では無く
過剰な刺激は体に負担が行くと
いう事実を知っていると
ストレスの捉え方に
視野が広がり、原因が見えてくるのでは
ないでしょうか?

そして日記はそんな自分に
気付かせてくれます。

日記とは
・その時の出来事
・その出来事に感じた事
・その感情から行動した事

統計的にどんな特徴があるのか
自分の心の奥を見る事で
痛みを生出している意識を
発見し修正して行きます。

そこでこの本を紹介します。
ただこの本は表紙こそは
日記と言っていますが
奥が深く人の心理の説明も
あり参考になります。

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