認知症と慢性痛は関係するのか

令和3年6/7作成→令和3年7/10更新

認知症と痛みの関係

北原雅樹先生の記述を
参考にすると以下になります。

認知症の全般に痛みが関係する
可能性があり特にレビー小体認知症は
痛みとつながりやすい
その理由はレビー小体が脳に発生すると

異常にものにこだわりがでる
そのこだわりが体の痛みに
向けられると痛みが増幅される

根拠となる医療本は下です。


この記事の根拠

こちらの本を引用して説明します。
参考図書

参考図書
北原雅樹先生
慢性痛は治ります
頭痛・肩こり・腰痛・膝痛が消える

出版社 株式会社さくら舎
2018年8月5日第1刷発行

横浜市立大学付属市民総合医療センター
ペインクリニック診療教授
著者 北原雅樹

P.94~P.96
以下引用

高齢の患者さんの執拗な痛みは
認知症が原因だったことが
よくあります。

「認知症で痛みが起きるの?」

そのように驚かれる方も
いらっしゃるでしょう。

認知症は、発症の原因に
よって大きく

・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・血管性認知症
の3つに分けられます。

このうち脳にレビー小体という
特殊なものができて
神経細胞が死滅してしまう
レビー小体認知症になると
ものに異常にこだわるように
なります。

そのこだわりが身体の
どこかの痛みに向けれると
どんどん痛みが増幅される
ことになります。

しかも慢性痛の治療薬によって
かえって、こだわりが
強くなって痛みが増していると
いうことがよくあります。

慢性痛の治療薬の多くは
鎮静作用を持っており
それによって脳の働きが
鈍くなると、他のことに
気が回らなくなり
ますます1点のみに意識が
集中するようになって
こだわりが強くなって
しまうのです。

実は、こうした薬による痛みの
増幅はレビー小体認知症に限らず
認知症患者さんの全体に見られます。

さらにいうと、認知症の疑いの
まったくない患者さんにも
薬剤性の認知障害は起り
そこからこだわりが強くなる
ことがあります。

恐るべきことに、そうした薬剤性の
認知障害は、20代、30代でも
起こります。

しかし変化が徐々に起るため
本人も周りも気付きにくいのです。

これらの患者さんでは
多くの場合、鎮静用のある薬を
中止するだけで痛みが楽に
なります。

ただしどの薬をどのくらいの
期間かけて漸減(減らす)
・中止するかは
高度な専門知識が必要です。

素人考えで薬を急に中止
したりすると
けいれん、不安、不眠などの
支障が出るともあるので
くれぐれも注意が必要です。

またアルツハイマー型認知症の
場合には家族との
コミュニケーションをとりたくて
痛みを訴えるという人がたくさん
います。

このように認知症の症状があると
本人への問診から本当の理由を
見極めるのは難しい為
なかなか発見されないことも
多いのです。

引用はここまで


レビー小体型認知症の症状

👉パーキンソン症状
👉幻視
👉レム睡眠行動障害
👉自律神経症状
👉認知機能や意識レベルの極端な変動
👉薬剤の過敏症
 などです。

上記の説明の引用サイト
相談e-65.net


慢性痛と認知症について参考サイト

薬の副作用について
相談E-65.net

※動画では情報がないと
いいましたが調べて
発見しましたので
添付致します。

ペインクリニック受診を契機に
レビー小体型認知症(DLB)と
診断された背部痛の1例
日本ペインクリニック学会誌


慢性痛と認知症の動画


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