令和3年4/20作成
梨状筋症候群とは

目次


梨状筋症候群とは

rizyoukinn

日本脊髄外科学会をサイトを一部
引用します。

坐骨神経は、骨盤からでて
足へ向かいますが、
その際、骨盤の出口のところで、
梨状筋という筋肉とのトンネルを
通ります。

この筋肉は通常柔らかいのですが
負担がかかって硬くなってしまうと
おしりに痛みを起こしたり
坐骨神経をつぶしてしまい
しびれがでる場合があります。

このような病気を
梨状筋症候群といいます。
日常よくみかける病気ですが、
診断、治療している病院が少ないのが欠点です。

引用サイトリンク先
日本脊髄外科学会


お尻の奥の筋肉

梨状筋を解説

参考図書
ボディーナビゲーション
著者 Andrew Biel
出版社 医道の日本編集部

「どんな筋肉か?」

梨状筋はお尻の奥にある深層筋です。
骨盤の後ろ仙骨から伸びて股関節の
上部に付着しています。

「梨状筋の働き」

・股関節の外旋(つま先を外側に向ける)
    の外転(足を横に広げる)
・姿勢の維持

「梨状筋が硬くなると」

鼠経部痛(そけいぶ痛)
でん部の痛み、股関節の痛み
他しびれを伴う

「原因」

・長時間の車の運転
・長時間のデスクワーク(座位)
・お尻からの転倒
・急な運動・サッカー
・山登り・陸上etc
・急激な負荷
※肉体的また心理的な疲労


痛みしびれは筋肉の拘縮から

筋肉の硬さが痛みしびれに
日本脊髄外科学会のサイトでも
硬くなった筋肉に原因があると
言及されています。

参考サイトリンク先
日本脊髄外科学会

痛みのプロセスとしては
硬くなった筋肉が血行不良を招き
筋肉への栄養と酸素不足から
痛みやしびれを感じます。


梨状筋は神経に支配されています

梨状筋の支配神経L5~S2

梨状筋は脳からの命令を
腰から伸びるL5という神経から
仙骨から伸びるS2の神経が
伝達し収縮と弛緩を行います。

しかし神経系の伝達不良により
股関節の運動機能が低下したり
バランスが崩れると過剰な緊張から
痛みに、つながる場合があります。

もしあなたの痛みが長引くなら
神経系のバランスを
整える事をお勧めします。
くわしくは↓
アクティべータ

梨状筋症候群の動画


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