自律神経失調症と女性の肩こり
女性で肩こりが多いのは
厚生労働省でも過去に
発表され
ご存知の方も
多いと思います。
なぜ多いいのか
当院ではその原因の一つは
自律神経が関係していると
考えています。
そこでまず
自律神経について
簡単に説明します。
自律神経とは
自律神経とは何か?
ご存知のように
自動で働く体内の機能
自律神経には二つの
働きがあります。
頑張ろうとする働き
=交感神経
休もうとする働き
=副交感神経
この二つが
バランス良く働く事で
人間は生活にメリハリを付けて
健康を維持しています。
しかし自律神経の交感神経と
副交感神経のバランスが
悪くなると問題が出てきます。
交感神経に偏り過ぎると?
緊張から血管が収縮
↓
血行不良へ
↓
筋肉への栄養と
酸素の供給不足が起り
↓
筋肉が固まりやすくなる
↓
結果、肩こりを感じる
肩こりが長引く理由の一つして
自律神経の交感神経が過剰に働き
血行不良から筋肉が硬くなり
慢性的な肩こりへと
つながって行きます。
副交感神経に偏り過ぎると?
集中力が低下
↓
落着き過ぎた状態
↓
ダラダラしすぎると
余計に疲れた経験が
ありませんか?
肩こりだからと安静にし過ぎると
副交感神経が過剰に働き
無気力になる可能性もあり
バランスが大切です。
あなたも寝すぎて余計に
疲れた経験がありませんか?
女性に肩こりが多い理由
なぜ女性は自律神経が
不安定になりやすいのか?
その理由は女性ホルモンが
関係しています
女性は周期的に月経が生じる為
女性ホルモンのバランスが
変化します
妊娠や出産といったイベントも
女性ホルモンが大きく変化します
更に閉経して更年期に入るとこれも
女性ホルモンのバランスが
変化します
上記の理由から女性は男性より
ホルモンの影響を受けやすい
体質を持っています。
ではなぜ?ホルモンバランスが
崩れると自律神経のバランスも
崩れてしまうのでしょうか?
自律神経とホルモンの関係
実は脳の視床下部という
同じ場所で自律神経も
ホルモンもコントロール
されています。
同じ場所である為、影響を
受けやすいのです。
脳の視床下部が関係
大事な所なので繰返します
自律神経もホルモンも同じ
視床下部でコントロールされています。
その為
女性ホルモンの
バランスが不安定になる時
自律神経もその影響を受け
不安定になりやすいのです。
管理される場所が同じなので
影響を受けやすいという事です。
このように女性はホルモンの
影響から自律神経のバランスが
崩れやすい傾向があります。
その為、女性に肩こりが多いと
言われています。
以上自律神経失調症と
女性の肩こりの説明でした。
最後まで読んで頂きありがとう
ございました。