骨粗鬆症とめまい

骨粗しょう症はめまいの原因の一つ

良性発作性
頭位めまい症の
原因の一つになります。

その理由

女性ホルモンの
分泌が低下し
骨密度が低下

耳の平衡感覚を司る
耳石がはがれ落ちやすく
三半規管を刺激する
からだと言われています。


その仕組みとしては

骨も肌と同様に新陳代謝を
繰返し頑丈でしなやかな骨を
維持しています。

骨の新陳代謝を
リモデリングと言います

この代謝の際に
女性ホルモンである
エストロゲンが古い骨を
溶けだすのを緩やかにします。

しかしエストロゲンが
減少すると骨がとけるのが
早くなります。

そして
再生が追付かない事で
骨の強度が維持できず
骨折しやすくなります。

この事を
骨粗鬆症といいます。


エストロゲンが減少

50才代から閉経を
迎えるとエストロゲンが
低下します。

この現象が耳の
平衡感覚を
司る耳石にも起こると
言われています

耳石は炭酸カルシウムで
できており骨と同様に
もろくなり耳石器から
はがれやすくなります

はがれ落ちた耳石が
三半規管に入り込むと
頭を動かすたびに
三半規管の中で耳石が
移動するようになります

耳石が平行感覚を
司る三半規管を刺激する
為にめまいが起ります

閉経による更年期の症状を
自覚はできても
骨粗しょう症は骨折して
初めて気づくことが
多いそうです

更年期を迎える
40歳ごろから
年に1回は骨密度を調べる
ことをお勧めします


対策

①カルシウムを
吸収する為に日光を浴びる

日光を浴びる事で
ビタミンDが体内で生成され
カルシウムの吸収を促進する
働きがあります

➁運動する事で
骨を再生する細胞の働きが
活発になります。

③食事としては魚やきのこ類に
多く含まれています

カルシウムはご存知の方も
多いですが小魚、ひじき
海藻類、牛乳、チーズ
小松菜、ごまなどの食材に
含まれています。

カルシウムとビタミンDの
摂取で骨粗しょう症や
めまいの予防を行いましょう

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