持病の薬とめまいの関係

持病の薬とめまいの関係

高齢になると、
持病の薬を複数服用する方も
多いと思います。

しかし病気を治すための薬が
原因でめまいを起こす事が
あると言われています。

これを
「薬剤性のめまい」
といいます。

なぜ体を治す為の
薬がめまいを起こすのか
その理由を二つご紹介
します。


肝臓と腎臓の機能低下

高齢者は肝臓や腎臓の
働きが低下し薬りの代謝が
悪くなる傾向があります。

薬の代謝が悪いとは
体にとって不要なものを
排出する力の低下です

つまり必要以上に
薬の効果が体に
残りやすくなります。

その結果
若いころよりも
薬の副作用を受けやすいと
言われています。


注意したい薬り

参考に注意したい薬りを
ご紹介します。

・降圧剤
・精神安定剤
・抗生物質
・抗パーキンソン病薬
・血管拡張薬
・利尿剤

特に降圧剤は注意が
必要と言われています。

なぜなら
高血圧の高齢者が
降圧剤で血圧を下げすぎる
場合があるからです。

降圧剤が効きすぎると
脳や内耳の血液の循環が
悪くなりめまいを
感じる事があります。

具体例としては
・歩くとフワフワする
・足元が安定しない
などです。

さらに
・抗うつ剤う
・精神安静剤
を服用している場合は
めまいの頻度も高くなると
言われています。

もし持病から薬を
服用している場合は
必ず医師に伝達し
薬りによるめまいかどうか
医師に相談して下さい。


参考本

めまい、メニエール病を
自分で治す
正しい知識と最新療法

発行所
株式会社 日東書院本社
発行者
穂谷 竹俊

聖マリアンナ医科大学教授
監修 肥塚 泉

免責事項
対処については
医師の指導のもと
ご判断ください


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