腰椎椎間板ヘルニアは腰痛の原因か?

ヘルニア

今回は腰椎椎間板
「ヘルニアは腰痛の原因か?」
という
テーマでご提案します。

私は30代の後半に
整形外科でMRIを取り
腰椎椎間板ヘルニア
だと言われました。

しかし現在51歳で
腰痛を感じる事は
少ないです。

あくまで私のケースですが
過去に腰椎椎間板ヘルニアと
言われましたが腰痛を感じる
期間は1年で30日あるかないかです。

実は兄も昔から腰痛で
悩んでいます。

そして兄も
腰椎椎間板ヘルニアと病院で
言われています。

兄の方は自分の腰痛は
腰椎椎間板ヘルニアが
原因だと思っています。

腰痛椎間板ヘルニアが原因か
原因でないかは医師が判断する事です。
私には分かりません。

しかし本当に椎間板ヘルニアが
原因であれば手術で痛みが
なくなるはずです。

実際はどうでしょうか?
変化に乏しい人も多いのでは
ないでしょうか?

では他にどんな視点が
必要か以下の本を
ご紹介します。

新しい腰痛対策Q&A
2013年11月1日
著者 松平 浩
公益財団法人
産業医学振興財団
P.11抜粋になります

Q画像検査は必要ない
という事ですか?

A.結果を気にし過ぎることは
よくありません。

画僧検査は症候性(様々な症状がでる)
腰痛椎間板ヘルニアをはじめとした
特異的腰痛を確定するためには
欠かせない検査です。

しかしながら、検査の結果、特異的腰痛では
ないとわかったのであれば
その結果についてあまり気にしない方が
いいということがいえます。

前項でも触れましたが
欧米では画像の所見と腰痛とを
強く関連つけるような印象を与える
医療スタイルに
批判が集まりつつあります。

医師が
「あなたの椎間板はすごく減っているね」
「骨の変形が強いね」
「骨がずれているね」
「狭窄があるね」
といったネガティブな説明を
患者にする事がかえって症状を
治りづらくする要因になる
可能性があります。

こうした説明を聞いた患者は腰に
対するネガティブなイメージが強くなり
腰痛に対する不安や悲観的、破局的な
考えを強めるとともに
身体を動かすことへの
恐怖感が強まることも
分かっています。

専門的には
「恐怖回避思考」といわれるものです。

恐怖回避思考が
強くなると日常生活において
何かというと「腰痛があるから」と
体を動かさなくなるなど
活動性が次第に低下してきます。

こうして腰を大事にし過ぎることが
かえって予後を悪くするリスクになる事が
欧米の研究からわかっています。

以上が抜粋になります。

兄にも説明しますが
痛みがある本人にとっては
その理由が画像だけの方が
分かりやすいのか
もしれません。

もしくは
他の人に
説明がしやすく
都合がいいのか
もしれません。

しかし本を参考すれば
腰痛については
画像診断を過信するのは
治癒力の低下を示唆して
います。

兄も理解するのは
難しいと思いますが
繰り返し説明していきます。

他の方も
参考になれば幸いです。

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