「口腔ケアで入歯をとる時、口を開かない時のやり方」

体が不自由で自分で
入歯をとる事ができない方は
介護職員が入居者様の
入歯をとります。

あるある話しですが
時々ある困りごとが発生します。
それは??

なかなか口を開かない事です。
ぐーっと口をすぼめてしまい
力が入っているのです。

たまに他の方が
入歯とりをしている時
難しい時は交代をします。

入居者様と介護者との
相性もありますので
私がしている時に
難しければ
他の介護者に
交代してもらう時もあります。

入居者様が口を閉じて
入歯が取れない時

口腔内で怪我をして
いない事が前提で進めています。

人それぞれかと
思いますが
私は基本的に
入歯を取る時は
上からです。

そして入れる時は
下からにしています。
なぜかというと基本人間の
歯のかみ合わせは
上の歯が下の歯より
前にあるからです。

①目を合わせて
 〇〇さん今から
 歯磨きをするので
 入歯を取りますね~と
 お伝えします。

②人差し指で入居者様の
唇を横を滑らせて優しく
中心から口角に向けて
指を入れて横に広げて行きます。

③可能な範囲で横に口角を
広げていくと徐々に緩んで
口角が広がって行きます

広がらない場合は
ほほの咬筋を舌骨上筋の
円をえがき
マッサージをします。

➃広がった口角に親指と
人差し指を入れて上入歯の
両サイドをキャッチします。

⑤キャッチした上入歯を
左右交互にちょっとだけ
下にずらして
手前にゆっくり引出します。

⑥下の歯は簡単です。
前歯の中心の裏を人差し指で
手前にゆっくり倒します。
すると奥の歯が浮きます。

⑦そのまま下入歯を手前に
引いて一指し指と親指で
ゆっくり取ります。

もし取れない場合は
上入歯を同じ要領で
人差し指と親指で
下入歯の両側をつかみ
右左交互に少しづづ
上に浮かして浮いたところを
ゆっくり
手前に引いて取ります。

介護職でなければ
入歯を取るという仕事も
しなかったと思います。
最初はびくびくした事も
さすがに4か月も経過すると
当たり前になりました。

取得資格
初任者研修
実務者研修

従業期間(在職期間)
4か月
「必要年数3年」

従事日数(実際の業務日数)
73日
「必要日数540日」

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