二人部屋カーテンを閉めてからの移乗を頼まれるが危険性あり
私が現在、勤務している
有料老人ホームは
一部の方だけに
二人部屋があります。
軽度な認知があり
少し神経質なAさん
両ひざが悪く
歩行不可で車いすのBさん
この二人部屋で問題が
発生した。
二人とも高齢で
普段二つの部屋はカーテンで
仕切りがしてあるが
どうも二人の仲が
あまりよくないようで
BさんがAさんに気を使って
仕切りのカーテンを開けないで
ほしいと繰り返し
訴えてくる。
しかしどうしても
カーテンを開けないと
できない仕事がある
それはベットから
車いすへの移乗だ。
部屋は狭くカーテンを開けないと
車椅子や介助者への障害物となり
転倒のリスクへとつながる
可能性がある。
移乗時間はかかって30秒程度
できればカーテンは開けて
安全を確保して移乗を
行うのがご利用者様の
安全を考えた上での介助となる。
しかしBさんの訴えは強く
カーテンを締めてほしいのが
希望です。
理由はいうまでも無く
Aさんから視線や苦情を
言われるのが嫌なのだ。
Bさんは認知症はないものの
性格的に被害妄想の傾向がある。
物の配置のこだわり
猜疑心や思い込みが
強くスタッフも疲弊する
場面も少ないない。
これが不思議な事に
同じ入居者様に対しては
気を使っている。
安全対策を重視するのが
施設の方針である事は
間違いないと思うが
Bさんの気持ちもわかる
対策としては
Aさんに話をして
理解を促す事がまず
必要かと思う。
カーテンを閉じて
出来ないわけではないが
安全面と全員がそのやり方をする
ように安全に浸透させる時間と手間
また事故リスクを考慮すると
カーテン解放時の車いすの
移乗が適している。
問題はその過程において
ご利用者様の理解を
促すが事が施設の対応だと
考える。
ただし個人的には
介護技術の上げるには
狭い空間でもできないか
実施検証していく。
a:163 t:1 y:0