慢性痛の緩和に何故入浴が良いのか?

慢性痛になぜ入浴がいいのか①

皆さんこんにちは
ハートカイロの平野です

今回は慢性痛に何故入浴が良いのか
情報を共有したいと思います

参考文献は
最高の入浴法
著者:早坂信哉 医師です

入浴が健康に良いのは
知っているという人も
多いと思います

1日20分足らずの入浴ですが
患者さんにお聞きすると
日々入浴している人は
半分もいません

つまり入浴が体に
良いと知ってもシャワーで
すましている方が多いのです

「入浴しない理由」
・一人だから
・ユニットバスで狭いから
・お湯をためるのは面倒
・仕事で疲れて掃除できない

などがあります

確かに入浴する環境を
維持するには多少の時間を
使いますが入浴がもたらす
血流改善は痛みを
緩和する最高の
セルフメンテナンスです

フランスでは温泉に回数の制限は
ありますが医師の指導のもと
入浴が保険適応になるほど
その効果は認められています

体調不良で
通院に掛かる費用
数時間の時間的なコスト
また仕事や好きな事が
できない弊害を考えると
気持ちの良い入浴は
習慣化するのに
価値があると思いませんか?

今から入浴をして得られる
メリット二つを簡単に
説明しますので
体の変化を実感して
頂きたいと思います

入浴のメリット①

・温熱効果

温める事で毛細血管が広がり
酸素や栄養分・ホルモン
免疫物質を体の末端まで
運び元気にしてくれます

さらに二酸化炭素や
疲労物質のいらないものを
回収し新陳代謝を上げ
体をすっきりリフレッシュできます

入浴のメリット②

・浮力作用

浴槽に入ると体重が
軽く感じると思います
これが浮力作用です

水中では体重が
10分の1程度になるそうです
60キロなら6キロです

常に体には
重力が掛かっています

水中にいる時だけ
重力から解放され
関節や筋肉への緊張がゆるみ
リラックスする事ができます

ただし注意があります
それはヒートショックです

ヒートショックとは
寒い脱衣所と熱い浴槽の
体温の変化から
血圧が急激に上昇
心筋梗塞や脳卒中になり
溺れて命を無くす
ケースがあります

その件数は、交通事故の
死亡件数より多いと
言われています

その為このような方は
入浴の際注意が必要です

・高齢の方
・高血圧の方
・飲酒をしている方です

次に
ヒートショックの予防策は?

・コップ一杯の水を飲む
・入る前のかけ湯をする
・脱衣所を温める
・お湯の温度は42度以下
・湯舟で寝ない

などで予防をして下さい

最後に入浴のメリットを
本抜粋でお伝えします

温める事で神経の過敏性を
抑える効果があります

その為慢性的な痛みを
改善する効果もありますし
筋肉が必要以上に
収縮している状態を
ほぐす効果もあります

ですから私は
慢性痛でお悩みの方には
基本的に入浴をお勧めしています
さらに入浴が習慣化している方には
入浴剤を入れてより効果的な
入浴ライフをとり入れて下さい

情報の参考文献
最高の入浴法
著者 早坂信哉

今回は慢性痛の緩和に何故
入浴が良いのかという
内容でお伝えしました
ご覧頂きありがとうございました

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