ビタミンCがないと骨が弱くなるって知っていますか?

ビタミンCがないと弱くなりますよ

今回はビタミンCと骨の
関係について説明します

ビタミンCの効果は
たくさんありますが

丈夫な骨を作るのに
ビタミンCが欠かせないのは
ご存知ですか?

骨を丈夫にすると言うと
まずカルシウムを思い
浮かべる方が多いと思います

カルシウムは小魚・牛乳・ヨーグルト
チーズなどに多く含まれます
そして腸で吸収率を上げるのが
ビタミンDです

ビタミンDは
日光浴をする事で
皮膚で作られる他
魚・椎茸・卵でも
吸収を促進します

さらにカルシウムを骨に
付着させるのがビタミンKです
納豆や緑黄色野菜に多く含まれます

そして吸収を阻害するが
加工食品・食塩・カフェイン
アルコールの摂りすぎが原因と
されています

骨が弱くなった時の
問題として寝たきりの
原因の一つに骨粗鬆症があります

女性はホルモンの影響で
年齢と共に骨密度が低下し
骨粗鬆症から股関節などが
骨折し寝たきりになる
可能性があります

高齢の方では
健康診断で骨密度の
検査をうける方も
多いと思います

食事でも豆腐や豆乳に
含まれるイソフラボンを
積極的にとられる方も
いるでしょう

しかし丈夫な骨を
作るという意味では
不足があります

一体何が不足していると思いますか?

カルシウム以外に必要なもの
それはコラーゲンです

コラーゲンを説明する前に
簡単に骨の説明をします

骨の働きは
・姿勢の維持や骨盤などで
 臓器を支える
・付着する筋肉と共に体を動かす
・骨髄から血液を作る(造血)
・栄養分を貯蔵する
(カルシウム・ミネラルの貯蔵)
などがあります

骨全体の構成比は
・20%がコラーゲン
・70%がカルシウム
・10%が水分です

コラーゲン繊維は骨の骨組みで
建物に例えると鉄骨部分です
鉄骨と言っても
柔軟性のある丈夫な鉄骨です

カルシウムはその鉄骨に付着する
コンクリートに例える事が出来ます

つまり丈夫な骨を作るには
コラーゲン繊維の
生成が不可欠です

その生成に必要なのが
コラーゲンの元
タンパク質です

そしてビタミンCは
コラーゲンもと
タンパク質の代謝を
促し吸収しやすくする
働きがあります

ビタミンCの働きで
骨の新陳代謝が進み
丈夫で柔軟性のある
骨組みができます

そこにカルシウムが付着し
強度が上がっていきます

又骨が弱いと関節痛にも
つながりますので
ビタミンCは重要な栄養素です

関節痛でお困りの方は
カルシウム同様に
骨を丈夫にする働きを持つ
ビタミンCの
摂取をお勧めします

今回は意外に知られてない
ビタミンCが骨の生成に
重要ですという内容でした

ご拝読ありがとうございました。

参考文献
ビタミンC健康法
著者:三石巌

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