令和4年2/11

書籍から見る脊柱管狭窄症の原因3つ

参考文献

出版社 わかさ出版
H24年4月臨時増刊号P.10
脊柱管狭窄症に勝つ


脊柱管狭窄症の原因3つ

福島県県立医科大学
整形外科医
菊池臣一先生を引用します。

骨・軟骨・靱帯の
加齢性変化で背骨の空洞
脊柱管が狭まり神経が圧迫される
病気とあります。

整形外科で考えられている
脊柱管狭窄症の三大原因を
ご紹介します。

❶骨の変形
❷軟骨の変性
❸靱帯の肥厚

レントゲンやMRIで分かる
形の異常を説明しています。


※ここから引用です。

❶骨の変形

骨の変形

腰椎に過度の負担がかかると上と下の
椎骨どうしがこすれ合って椎体の
減りなどに、棘のようなもの
骨棘が形成され、これが脊柱管に
突き出して狭窄します。


❷軟骨の変性

軟骨の変性

椎間板という軟骨組織が衰えると
それ自体が薄くつぶれてしまう
すると椎体からはみ出て
脊柱管の内部にせり出し
神経を圧迫する


❸靱帯の肥厚

靱帯の肥厚

背骨を支える靱帯の衰えが進むと
靱帯の組織が硬くなったり
分厚くなったりするその結果
肥厚した靱帯が脊柱管の
内部にせり出し神経を圧迫する


ちなみに、一般に用いられる
国際分類では、以上の三大原因のほかに

・変性すべり症
・分離すべり
・変性側弯症
なども脊柱管狭窄症を招く
原因とされています。

圧迫された神経が原因に

これら原因は単独ではなく
複雑に絡みあって発生する事が多く
それが治療を難しく要因に
なっています。

また高齢者では脊柱管の狭窄部が
一か所だけでなく何か所にも
及ぶ事がよくある。

このように、
脊柱管の狭窄によって
馬尾や神経根が圧迫された
状態が、何度も繰返されたり
長く続いたりすると
神経に炎症が生じて
それが足腰の痛みやしびれのほか
ときには麻痺を招くと
考えられています。

さらに神経に他の組織と同様に
血管が通っており馬尾や神経根が
圧迫されると神経に浮腫(むくみ)が
生じて血流障害も発生します。

すると神経に酸素や栄養が
供給されなくなって働きが
著しく損なわれそれが間欠跛行
(こまぎれしか歩けなくなる)
原因になると考えられています。

ここまでが引用です。


ハートカイロ整体院の見解

ハートカイロの見解

上記の本で執筆した、
菊地臣一先生は
目に見える形を整える整形外科の
専門化です。

レントゲン、MRIを中心に検査を
行うプロです。

そこで重視される事
最大のポイントは
目に見えて分る事。

脊柱管狭窄症では検査で
目視できる形の異常を発見
その形質異常が
神経を圧迫し痛み、しびれが
出ると言われています。

さらに神経が圧迫された結果

👉神経のむくみ

👉血流障害が痛みしびれ

つまり最終的な要因は
血流が悪くなった事です。

この理由であれば正座と同じで
シビレも容易に納得できます。

そう考えた時、血流による
対策が必要です。

👉・温める
👉・気分転換
👉・禁煙
👉・適度な運動

あなたはどう思いますか?

ハートカイロ整体院の見解

ハートカイロの見解
痛みとこころは密接に関係している事は
医学的には分かっているはずですが
整形外科のホームページを見ても
あまり、告知はされている事はなく。
実際の診察で説明するのかもしれません。

痛みが長引く時は本人に自覚が
なくても、体がストレスを感じている
かもしれません。

ハートカイロでも本人が
気付いていないストレスを
みつけ心と体のバランスに
注目した心身条件反射療法という
施術を行っています。


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