坐骨神経痛がよくわかる
最新治療と正しい知識
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出版社 日東書院
久野木 順一 監修
日本赤十字社医療センター
参考情報を引用します。
この情報は意外にまだまだ
知らない方もいます。
共有させて頂きます。
P.54
MRIで腰部を撮影すると健康な人でも
30%の人に脊柱管が狭窄していたり
腰椎に椎間板ヘルニアの症状(画像)が
見られます。
ですからMRIでなんらかの異常が
見つかってとしても必ず腰痛や
坐骨神経痛などの症状があらわれると
限らないです。
画像診断で脊柱管が狭窄していたり
脊髄や馬尾、神経根が圧迫されていても
本人に自覚症状がなかれば
さしあたって治療をする必要はありません。
なぜならMRIにより
画像上に狭窄やヘルニアが見つかっても
必ず自覚症状が出るわけではないことが
わかったからです。
また腰椎椎間板ヘルニアで症状が
あってもすぐに外科手術でとらなくなったのは
自然にヘルニアが小さくなることが
わかったからです。
間欠跛行(かんけつはこう)や麻痺(まひ)
失禁などといった重い症状が見あたらなければ
治療は保存療法から始めます。
これは自然に治る事が期待されるからです。