イップス 失敗への恐怖心

ここではイップスの
原因の一つ恐怖心に
ついてご提案しています。


あなたの恐怖心は?

あなたの恐怖心は

あなたには
こんな恐怖心が
ありませんか?

[check]大事な場面で失敗しないか

[check]期待を裏切らないか

[check]自分に出来るだろうか

[check]良い結果を残せるか


失敗への恐怖

イップスの原因には
恐怖心が関与している
場合があります。

だれしも恐怖を感じ
体が緊張した経験が
あると思います。

とはいえ
恐怖=緊張=イップスと
必ずしも結びつくわけでは
ありません。

適度な恐怖をきっけに
自分を鼓舞する方もいます。

しかし
以前できていた事が
出来ない日々が重なると

・自信の低下
・恐怖の増幅

出来ない記憶が強化されて
イップスの長期化と
なる場合があります。

通常の恐怖と
イップスの恐怖とは
何が違うのでしょうか?

それは
表層の恐怖心ではなく
深層の恐怖心が
関係していると
私は考えています。

深層とはつまり
無意識の恐怖心です。


深層にある無意識は自動機能

表層の恐怖心ではなく深層の恐怖心が関係

心の奥にある
深層の恐怖心それは
無意識に存在しています。

無意識とは
脳や体に変化があるのに
自分で気づかない状態の
事です。

例えば
体温調節や呼吸は意識しなくても
行なわれる無意識の機能です。
(自律神経の働き)

運動に使用する筋肉操作も
全てを意識的に行って
いるわけではなく

全体を
イメージしたり
予測したりして
姿勢やバランスをとります。
(運動神経の働き)

次に心が受け取る刺激が
もとで無意識に起こる
体の反応もあります。

恐怖という
ストレス(刺激)は
以下の反応を示します。

一例です。
・筋肉が緊張する
・血行不良になる
・トイレに行きたくなる
・イライラする
・頭痛や肩こりになる
・不安が強くなる

このように
意識せずとも
無意識に起こる
人間の自動システムは
かなり多くあります。


意識できる恐怖心と
無意識の恐怖心の違い

意識にある恐怖 無意識の恐怖

そして
イップスでは
無意識の恐怖が
関係してきます。

意識できる恐怖心と
無意識の恐怖心
二つの違いは

意識できる恐怖心は
運動や演奏の最中に
失敗したらどうしよう
という直前の恐怖です。

しかしその恐怖が
どこから来ているかは
分かっていません。

個々が持つ恐怖心の
由来は無意識に
隠れています。

よく聞くのは
最初の大きな失敗が
イップスの原因のように
考えらていますし
本人もそう認識している
事もあります。

しかしそもそも
大元の恐怖心はどこから
来ているのか
分からない事が
多いです。

例えば
高所恐怖症なったのは
自分が高い所から
落ちた記憶ではなく

兄弟、姉妹が高い所から
落ちて怪我をしたという
目撃記憶がどこかにあり
高所恐怖症に
つながる方もいます。

本人はその記憶を
忘れており
とにかく高い場所が
苦手という事があります。

このように
無意識にある恐怖心は
より恐怖の根底にあり
自分で気づきにくい
ものです。


イップスに熟練者が
多いのはなぜ?

無意識にある恐怖心だけでなく感情、価値観、信念が関係している

無意識の恐怖心+筋収縮
=イップス
という誤作動記憶
インプットされている
場合があります。

練習しても
変化ない時は
無意識にある
誤差動記憶に
アプローチが必要です。

あなたも
練習では変化がない
もとにも戻る
経験がないでしょうか?

いうまでも
ありませんが
イップス経験者は
熟練者が多く

技術は高い
精神的にも弱く
ありません。

何故なら厳しい
練習を耐え抜いた
経緯があります。

それでも
イップスになるのは
無意識にある恐怖や

信念などが関係して
いるからです。

では根底にある恐怖心の
発生源はどこにあるので
しょうか?

これは個々の検査結果
によって
千差万別ですが

分かりやすく3つ
ご提案します。


無意識の恐怖心3つ

無意識の恐怖3つ

ここでは無意識の恐怖心
3つをご紹介します。

①幼少時からの性格

 小さい頃からの
 もともとの性格
 過剰に恐怖を
 感じやすい体質

 性格や体質を変えるのは
 簡単ではありません。

 対策はそんな
 自分を受け入れる
 事です。
 
 
 受け入れるとは
 恐怖と戦う自分ではなく
 恐怖を受け入れ高ぶる心を
 俯瞰する事で沈める
 事を意味します。
 
 
 新しい視点が脳で形成されると
 徐々に恐怖に対する緊張が
 ほぐれる事があります。

➁過去への恐怖

 無意識の恐怖として

 なんだか落ち着かない

 嫌な予感を感じる

 胸騒ぎがする

 そんな経験が
 ないでしょうか?

 その奥には
 意識に上がってこない
 過去の恐怖とイップスが
 気づかない間にリンクして
 増幅している場合があります。

 よくよく考えたら
 こんな怖い体験があったと
 思い出す記憶がありませんか?

 人間には嫌な記憶を
 忘れる機能が備わっています。
 (解離性健忘症)

 イップスでは
 忘れている記憶と
 絡まっている場合が
 あります。

➂未来への恐怖

 無意識に未来について
 良くない想像をする。

 気づいたら
 マイナス思考
 

 野球で急にコントロールが
 悪くなった時
 
 さらに練習し余計に
 悪化する時があります。

 それは何故か?

 恐怖により
 成功するイメージより
 失敗するイメージが
 知らず知らず
 重なっているからです。
 
 あなたは練習で
 イップスが出ないように
 出ないようにと
 焦っていませんか?
 
 その焦りは成功する
 イメージですか?
 それとも失敗する
 イメージですか?

 イメージは脳に
 無意識に刷り込まれて
 知らず知らずに症状への
 強化となります。

 イップスが
 出ないようにと
 思えば思う程
 脳はイップスを認識
 します。

 ではどうするか?

 ・環境を変えてみる
 ・気分転換する
 ・違う運動やジャンルで
  脳に別の成功体験を積む
 ・楽しむ技術を身につける

あなたがハードな練習を
してもイップスが
緩和しない時
あえて練習ではなく
脳をリフレッシュさせる
技法にチャレンジして
みて下さい。

 


無意識の恐怖心を調整すると
なぜ緩和するのか?

無意識の恐怖が分かった時脳内がスッキリします

無意識の恐怖心は例えると
霧がかった濃霧の景色です。

前が見えず恐怖を
感じます。

そしてその霧が晴れる時
景色が綺麗に見え
安心して進む事が出来ます。

これと同じように
無意識の恐怖が分かった時
脳内がすっきして整理
しやすくなります。

ここでの
整理とは意識と無意識が
つながり心の葛藤が
軽減される事を指します。

その結果
イップスを緩和する
変化をもたらします。

あなたのイップスの奥には
どんな恐怖、恐れ、不安が
隠れているでしょうか?

当院では無意識の
恐怖を検出しイップスと
つながりにくいように
サポートしています。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。


イップス失敗への恐怖心動画


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